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あーりあじん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2006年5月16日 (火) 11:15時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版 (アーリア人)

アーリア人

aaryan

インド・ヨーロッパ語系諸族と同義に用いられることもあるが、正確には、インド・ヨーロッパ語系諸族の一派でインドとイランに定住した民族のことを指す。
アーリアとはサンスクリット語の「高貴」という意味からきている。現在ではアーリアとはインド・アーリア語族の意味で言語についてのみ使用される。

原住地は不明。中央アジアで遊牧生活を営んでいたが、前2000年頃からその一部が南下してアフガニスタンに入り、カーブル渓谷を通ってインダス川上流地方に侵入、インダス文明をつくった先住民に代り、またこの文明を部分的に取入れて定住農耕生活に入った。その一部は前1000年頃東のガンジス川流域に侵入し、先住民を征服してこれと混血し、のちのインド文明発展の主役となった。中央アジアからイラン高原に侵入した一部はのちのペルシア文明を発展させた。形質的にはコーカソイド。