操作

こんしょえしょ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2018年9月21日 (金) 15:04時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「根所依処 <big>indriya-adhiṣṭhāna-sthāna</big> (S)  身体(有根身)を構成する真の感覚器官(正根・勝義根)のよ...」)

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

根所依処 indriya-adhiṣṭhāna-sthāna (S)

 身体(有根身)を構成する真の感覚器官(正根・勝義根)のよりどころである原子・分子・細胞などから構成される器官(扶根・扶塵根)をいう。
 根依処,根住処ともいう。

 此の羯羅藍に中には諸根の大種ありて、唯だ身根、及び根所依処の大種と倶に生ず。
 有根身者、謂、諸色根、及根依処。〔『成唯識論』2,T31-10a〕
 依処、即是諸扶根。〔『成唯識論述記』3本、T43-316c〕