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さいしょうし

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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最勝子

(6世紀後半)ジナプトラ(Jinaputra)の訳。慎那弗咀羅と音写する。インド唯識派の論師。鉢伐多(はつばた)(パルヴァタ Parvata)国の人。

 護法(ダルマパーラ Dharmapāla)の弟子。唯識十大論師の一人に数えられ、『瑜伽師地論』や『唯識三十頌』を註釈したと伝えられるが、前者の冒頭の一巻のみが唐の玄奘の訳により、『瑜伽師地論釈』一巻として現存する。