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しようじそくねはん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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生死即涅槃

 さとった仏智をもってみれば、迷える衆生の生死そのままが不生不滅である清浄なニルヴァーナの境界である、という意。常に煩悩即菩提と対句で用いられる。

 『経』(華厳経・意)にのたまはく、「十方の無礙人、一道より生死を出づ」と。「一道」とは一無礙道なり。「無礙」とは、いはく、生死すなはちこれ涅槃と知るなり。かくのごとき等の入不二の法門は、無礙の相なり。〔論註、p.155〕
 往還に廻向の南無阿弥陀仏を信ずれば、生死の迷にありながらももはや再び迷はず、故に生死さながら涅槃なりと云ふ。〔正信偈〕