じゅんやく
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順益
anuguṇa: hita: hitatva (S)
益すること。力を与え、ためになること。
- 煖・頂・忍・世第一法の四善根は決択分を順益するが故に順決択分と名づく。
- 身見.戒禁取・疑・欲貧・腹患の五は下分界を順益するが故に順下分と名づく。
- 順益の義は是れ因の義にして建立の義は是れ縁の義なり。
- 此世と他世との二世を順益するが故に名づけて善と為す。