操作

ふせ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2004年4月6日 (火) 07:26時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

布施

サンスクリット「daana दान」の訳で、「檀那」と音写する。布施する者を檀那、檀越(だんおつ)、檀家ということもある。

財物その他を施し与えることにより、自らの煩悩を打ち消そうとする修行の一つ。衣食などの物資を与える「財施」、教えを説き与える「法施」、怖れをとり除いてやる「無畏施」を「三施」という。
大乗仏教では、菩薩が行うべき六つの実践徳目(六波羅蜜)の第一とし、施す者も、施される者も、施物も本来的にであるとして、執着の心を離れてなされるべきものとされた。
転じて、今日では僧や寺院に寄進するものを布施という場合が多い。

なお、漢語「布施」(ふし)も人に物を施し与えることで、用例は多く見える。