1274年(文永11年)一遍によって起された浄土教の一派。 一遍は、浄土宗西山派の宗祖、証空の門下の聖達の弟子である。
善導が、その法会に集まった人たちを「時衆」と呼んだので、門下の僧尼をそのように呼んだことから、宗派の名前となった。昼夜六時に、念仏して浄土への往生を願う同行という意味である。教団名として認められたのは、江戸時代のことである。