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ゆうずうねんぶつしゅう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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融通念仏宗

大念仏宗ともいう。

 開祖は良忍。1117年(永久5)良忍が阿弥陀仏の直説(じきせつ)として感受したという「一人一切人、一切人一人、一行一切行、一切行一行、是名他力往生。十界一念、融通念仏、億百万遍、功徳円満」のに基づき、自他の念仏が融通して功徳があることを説き、日課に「口称(くしよう)念仏」すべきことを勧める。

 宗勢はしばしば衰微したが、元亨年間(1321-24)法明が、元禄年間(1688-1704)大通が出て、それぞれ宗勢の興起につとめた。
 明治7年宗名を公称、大阪市平野区の大念仏寺を総本山とする。