どう
出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
道
「道」とは真直ぐな通路が原義であるが
- 一達これを道と謂(い)う 〔爾雅(釈宮)〕
- 道は須臾も離るべからず 〔礼記(中庸)〕
とされることから、道理を意味するようになり
- 道は理なり 〔荘子(繕性)〕
さらに万物の根源を呼ぶ哲学的な概念となる。
- 万物並び作(おこ)れども…各おの其の根に帰り…道は乃(すなわ)ち久し 〔老子(16)〕)
中国の哲学史でこの「道」について論じている代表的な古典は、『老子』『荘子』『周易』(易経)のいわゆる「三玄」の書である。