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ゆいしん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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唯心

citta-maatra

 あらゆる存在はただ心の現れにすぎないとみる見解。仏教はもともと唯心論的傾向が強い思想であるが、華厳経においてはじめて「あらゆる現象世界はただ心でしかない」という「三界唯一心」の考えが前面に打ち出された。この華厳経の唯心説に大きな影響を受けて、「唯識」という新たな思想が唯識派によって唱えられた。

唯識唯心をもって別願とすれば、玄奘・慈恩は生ずべし、諸宗の人は生ずべからず    『無量寿経釈』