操作

いっさいほう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2010年8月3日 (火) 11:55時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版 (新しいページ: '=一切法= sarva-dharma (skt.)  「一切法」という場合、「」とは存在するもの、事物を意味する。したがって一切法とは物質...')

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

一切法

sarva-dharma (skt.)

 「一切法」という場合、「」とは存在するもの、事物を意味する。したがって一切法とは物質的・精神的なすべてのものごと。「一切諸法」「万法」ともいう。

 ただし、一切が「縁起した存在」つまり有為法に限定されるのか、無為法をも含むのかなど解釈は一定ではない。

一切法を観るに、皆な有する所なし。猶お虚空の如く、堅固なるもの有るなし    〔法華経(安楽行品)〕