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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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darzana,dRSTi,pazyati (skt.)

 狭義には眼根(器官)の作用すなわち視覚をいうが、広義には認識作用一般の意味に用い、とくに真理(法)を見るという実践において重要な意義がある。
 すでに原始仏教において八正道の徳目の第1に正見が掲げられている。また四諦等の真理を見る実践である見道が、大・小乗の修行体系において重要なポイントになっている。さらに真理(法)と仏とは一体であることから、信仰の立場において、仏を見るという実践が行われ、大乗仏教の一部においては、『観無量寿経』など見仏を主題とする経典も作成された。