和歌山県にある高野山真言宗の総本山。
金剛峰寺の名は、天長9年(832)8月22日の万灯会の願文に初出する。それ以来、高野山一山を総称する名前として用いられてきた。
明治2年(1869)、それまで学侶方、行人方、聖方の三派に分かれていた高野山の中心寺院として、学侶方の青巌寺、行人方の興山寺が合併して、総本山として金剛峰寺の名が正式に使われるようになった。