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だいく

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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大苦

釈尊がさとりを開いた直後、自らが仏陀としてただ一人であることに気付き、孤独であることの「苦」を表わした語である。『雑阿含経』に漢訳されているが、同じ経典のパーリ訳では

「尊敬するところもなく、恭敬するものもない生き方は苦しい。わたしは、いかなる沙門もしくは婆羅門を尊び敬い、近づきて住すればよいであろうか」    〔saMyutta-nikaaya, gaaravo(恭敬)〕

と表現されている。

その時世尊、独り静かに思惟してこの念を為す。恭敬せざる者は則ち大苦を為す。    〔雑阿含経 T2-321c〕