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ほっかいえんぎ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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法界縁起

「法界無尽縁起」「無尽縁起」「一乗縁起」ともいう。

 四種縁起の一つ。あらゆるものが互いに縁となって現われ起こっていること。全宇宙の統一あることわり。重重無尽縁起。
 華厳教学の中心観念の一つ。われわれ自身のあり方、われわれの世界の真実相を言い表わすことば。
 教学的にはこれに通門と別門の二種が立てられ、それぞれがいくつかの観点から詳細に論ぜられる。その中核は、

  •  自体法界(われわれのあり方、世界の現実相そのままが真実そのもの)の確信と
  •  無性縁成(ものはすべてなんらの実体性・固定性をもたず、縁によってそのようにあらしめられているのみ)の論理

である。〔『五教章』中〕