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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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説仮部

Prajñaptivāda

 大衆部から分派した部派の1つ。
 実際の現実と、ふつうの衆生によって経験された現実のあり方とには、違いがある、と主張する。経験された現実は、言語や概念的な思考を通じて、誤った名称(プラジュニャプティ、prajñapti)を付与されていると信じられた。このような唯名論は後に大乗仏教、とくに中観派に取り入れられ、二諦の理論を精綴に組み立てることとなる。