ātma-dṛṣṭi, ātman-darśana (S)
自己は存在するとみる見解。倶生我見と分別我見の2種に大別される。末那識(潜在的な自我執着心)とともに働く4煩悩の一つ。、こす。 自我にとらわれている考え方。自己に固執し自分に執著する見解。実我があるとする誤った見解。五見の一。
我見者、謂、我執。於非我法、妄計為我、故名我見。〔『成唯識論』4,T31-22a~b〕