散善に対する語。心を一つの対象に集中し、雑念を払い心を凝らして仏・浄土などを観察する行のこと。 『玄義分』には
定はすなはち慮りを息めてもって心を凝らす(定即息慮以凝心) 〔化巻 p.383〕
とある。 十六観も参照