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ぜんまむち

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

染汚無知

kliṣṭa-saṃmoha: kliṣṭam ajñānam (S)

 けがれた無知・おろかさ。煩悩としての無知。
 この無知が原因となってまちがった見解を生じ、悪い行為を起こし、生死流転する。「染無知」ともいう。不染汚無知の対。
 声聞独覚とは染汚無知を断じているが、いまだ不染汚無知を断じておらず、唯だ仏のみが不染汚無知を断じている。