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いじゅくしき

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

異熟識

 異なって熟した識。阿頼耶識の別名。
 阿頼耶識を生じる因は善か悪(不善)であるが、その果である阿頼耶識は善でも悪でもない(無記)、すなわち因は善悪、果は無記と異なっている(異熟果)から、異なって熟した識、すなわち異熟識という。