異なって熟した識。阿頼耶識の別名。 阿頼耶識を生じる因は善か悪(不善)であるが、その果である阿頼耶識は善でも悪でもない(無記)、すなわち因は善悪、果は無記と異なっている(異熟果)から、異なって熟した識、すなわち異熟識という。