(おんりえど、えんりえど)
浄土教の用語で、欣求浄土と対句で使われることが多い。この娑婆(しゃば)世界を穢(けが)れた国土(穢国)として、厭い捨て去るという意味であり、阿弥陀仏が作った極楽世界は清浄な国土であるから、そこへの往生を切望するという意味である。