くうしょう

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空性

śūnyatā शून्यता。「舜若多」と音写する。

 真如の別名。
 真如はの二つの執着を離れた実体であるから、空観を修行して二執を離れたときに真如の実体が現れる。空によって顕れる実性であるから「空性」という。

「真如の体が空」ということではない。
梵に舜若という。如は空なりと説くべし。舜若多と名づくるは、如は空の性なり。即ちこれ二空により所顕の実性なり。故に空と言うは、能顕に従えて説く。二空の性なり。依士釋の名なり。真如は空なりと言うは、いまだ理は善とせざるが故。    〔唯識述記 1〕