現行が種子を薫じること。顕在的な現れた心(現行)が潜在的な根本心(阿頼耶識)にその影響を薫じて植えつけること。薫じつけられた結果を植物のたねに喩えて種子という。 この「現行薫種子」と「種子生種子」と「種子生現行」の3つの過程で阿頼耶識縁起が構成される。