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さんく

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

三苦

tri-duḥkhatā (S)
 生存しているものの3つの苦しみ。苦苦(好ましくない対象から感ずる苦し象)と行苦(世の移り変りを見て感ずる苦しみ)と壊苦(好ましいものが壊れることにより感ずる苦しみ)をいう。  〔『無量寿経』T12-266a〕〔『顕揚聖教論』T31-551a〕

duḥkha-traya (S)
 サーンキャ学派で説く3種の苦しみ。依内苦と依外苦と依天苦とをいう。  〔『金七十論』T54-1245a〕