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しゅじゅうりき

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

修習力

bhāvanā-bala (S)

 修行をくりかえし行なう力。四念住などの三十七菩提分法を実 践する力。思択力と共に心の浄化を推進する力。修力ともいう。

 力に思択力と修習力との二種あり。
 一切の有情は皆な思択力と修習力との二種の力に由るが故に一切種の究竟清浄を得る。
 十力の前加行の中において、何者が思択力なるや、何者が修力なるや。
修諸念住、為所依止。由此為依、能正修習四念住等菩提分法、当知、此修名修習力。〔瑜伽師地論98、T30-863c〕