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じゅうん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

受蘊

vedanā-skandha (S)

 存在の5つの構成要素である五蘊の一つ。
 苦・楽・不苦不楽と感じる感受作用の集り。6つの(眼触・耳触・鼻触・舌触・身触・意触)から生じる6つの感受作用の集り(六受身)。

 受蘊謂三。領納随触、即楽及苦不苦不楽。此復分別、成六受身。〔『倶舎』1,T29-4a〕
 受蘊云何。謂、一切領納種類。〔『瑜伽』9,T30-323a〕
 云何受蘊。謂、或順楽触為縁諸受、或順苦触為縁諸受、或順不苦不楽触為縁諸受。復有六受身、則眼触所生受、耳鼻舌身意触所生受、総名受蘊。〔『瑜伽』27、T30-433c〕