寛治5(1091) - 仁平2(1152) or 永万元(1165)、「ちんがい」とも読む。
春日絵所の祖藤原基光の子。名は良深。号は理法房。 南都三論系の浄土願生者。東大寺、醍醐寺で三論・真言を学び、東大寺已講となる。のち浄土教にも強い関心を示し、源信・永観とともにわが国念仏三先達の一人と呼ばれる。 また図像と画技をよくし、仁王経法息災曼茶羅など珍海筆といわれるものは多い。
著書
など。