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にょうどう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

繞道:遶道

或いは「行道」ともいう。

 仏道を修行すること。仏道修行。〔『明恵遺訓』〕〔『学道用心集』〕


 経行ともいう。一定の地を旋繞して往来すること。坐禅して睡眠を催すとき、これを防ぐために行なう。經行〔『十誦律』T23, 20b、cańkamana (P)〕


 遶堂〈にょうどう〉・遶仏・遶行などと称し、仏を礼拝供養するため、仏の周囲を仏に対して自分の右肩を向けてめぐり回ること(右繞)。転じて法会の時、経を読んだり、華を散じたりしながら、仏座の周囲をゆっくりと回り歩く儀式の意に用いる。列をつくって仏のまわりを(右肩を向けて)めぐる儀式。