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ほうどうきょう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

方等経

 大乗経典の総称。

 広大な教義をもつことからいう。

何等をか名づけて毘仏略(びぶつりゃく)と為す。所謂大乗方等経典は其の義広大にして猶お虚空の如し、是れを毘仏略と名づく    〔大般涅槃経(15) T12 p.452a〕

 また、原始仏典の分類である九部経十二部経方等(方広)と区別するために「大方等」「大方広」という語を用いることもある(大方等陀羅尼経(だらにきょう)・大方広仏華厳経).

阿弥陀経、此の経を、我が祖師慈恩大師、方等経の印鏡と釈したまへり    〔法華百座(3.24)〕