sīlabbatūpādāna (P)
正しくない戒律や禁制などが涅槃に導く正しい道であると考えて、それを奉ずること。戒めや誓いを立てる執着。外道の戒を無上にして、涅槃におもむくすぐれた戒法であると執することをいう。〔集異門論8、T26.399c〕 戒禁取見のこと