vijñāna-anantya-āyatana (S)
三界のなかの無色界(物質的なものがない世界)を構成する4つの処(空無辺処・識無辺処・無所有処・非想非非想処)の1つ。 存在を無辺なこころ(識)のみであると想う境地をいう。識処と略称。無辺識処ともいう。〔『婆沙』84、T27-433a~b〕