しゅえ
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(しゅしょじょうえから転送)修慧
修所成慧
bhāvanā-mayī prajñā (S)
禅定を修することによって得る智慧。三慧(聞慧・思慧・修慧)の一つ。聞・思・修の三慧と定・念・精進との関係をいえば、定根を以って聞慧を成就し、念根を以って思慧を成就し、精進根を以って修慧を成就する。
三種修法
三種の修行のありよう(修戒・修定・修慧)の一つ。智慧を修する修行。八支聖道との関係でいえば、正見・正思惟・正精進を修慧という。
三種修法、謂、修戒・修定・修慧。(中略)正見正思惟正精進、名為修慧。〔瑜伽師地論15、T03-355a〕
四修
四つの修(修身・修戒・修心・修慧)の一つ。慧において貪欲を離れ、煩悩を断じて平安になること。
云何修慧。答、若於慧已離貪欲、潤嘉渇。又無間道能尽無色貪、彼於此道已修已安。〔阿毘達磨大毘婆沙論123、T27-642a〕