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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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braahmii (sanskrit)
  
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古代インドで用いられた文字。セム系のアルファベットを母体にしてできたものと考えられている。<br>
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知られている最古のものは前4世紀。古代インドには、これと並んで[[カローシュティー]]文字があったが、ブラーフミー文字がこれを圧倒した。<br>4世紀頃のインドで用いられた[[グプタ]]文字や、中国・日本に伝わった[[しったん|悉曇]]文字、現在インドの諸地方で用いられている[[デーバナーガリー]]文字は、このブラーフミー文字を母体としている。

2004年7月21日 (水) 01:39時点における版

braahmii (sanskrit)

古代インドで用いられた文字。セム系のアルファベットを母体にしてできたものと考えられている。
知られている最古のものは前4世紀。古代インドには、これと並んでカローシュティー文字があったが、ブラーフミー文字がこれを圧倒した。
4世紀頃のインドで用いられたグプタ文字や、中国・日本に伝わった悉曇文字、現在インドの諸地方で用いられているデーバナーガリー文字は、このブラーフミー文字を母体としている。