「いんみょうにっしょうりろん」の版間の差分
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インドのシャンカラスバーミン(商羯羅主,450頃~530頃)の著作。インド仏教論理学の大成者[[じんな|陳那]]の論理学(新因明)に関する入門書。6部に分けて論理学を説く。 | インドのシャンカラスバーミン(商羯羅主,450頃~530頃)の著作。インド仏教論理学の大成者[[じんな|陳那]]の論理学(新因明)に関する入門書。6部に分けて論理学を説く。 | ||
ジャイナ教徒もこれに種々の注釈書を作り、また中国、日本においても多くの注解書が作られ、仏教論理学の基本書として研究された。 | ジャイナ教徒もこれに種々の注釈書を作り、また中国、日本においても多くの注解書が作られ、仏教論理学の基本書として研究された。 |
2007年12月29日 (土) 16:38時点における版
因明入正理論
(skt.)Nyaayapravezaka न्यायप्रवेषक
インドのシャンカラスバーミン(商羯羅主,450頃~530頃)の著作。インド仏教論理学の大成者陳那の論理学(新因明)に関する入門書。6部に分けて論理学を説く。 ジャイナ教徒もこれに種々の注釈書を作り、また中国、日本においても多くの注解書が作られ、仏教論理学の基本書として研究された。