操作

「ひ」の版間の差分

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

(新しいページ: '=悲= ===karuNaa===  慈悲の'''悲''' ===avihiMsaa===  『十地経』には無悩害(avihiMsaa)とあるところを、『[[...')
 
(avihiMsaa)
6行目: 6行目:
 
===avihiMsaa===
 
===avihiMsaa===
 
 『[[じゅうじきょう|十地経]]』には無悩害(avihiMsaa)とあるところを、『[[じゅうじゅうびばしゃろん|十住毘婆沙論]]』では「'''悲'''」と漢訳している。
 
 『[[じゅうじきょう|十地経]]』には無悩害(avihiMsaa)とあるところを、『[[じゅうじゅうびばしゃろん|十住毘婆沙論]]』では「'''悲'''」と漢訳している。
 +
 +
:「悲」とは、[[しゅじょう|衆生]]に於いて憐愍し救護す。是の'''悲'''は漸漸に増長して大悲と成る。有る人言わく、[[ぼさつ|菩薩]]の心に在るを名づけて'''悲'''と為し、悲の衆生に及ぶを名づけて大悲と為す、と。    〔十住毘婆沙論〕

2009年7月31日 (金) 11:28時点における版

karuNaa

 慈悲

avihiMsaa

 『十地経』には無悩害(avihiMsaa)とあるところを、『十住毘婆沙論』では「」と漢訳している。

「悲」とは、衆生に於いて憐愍し救護す。是のは漸漸に増長して大悲と成る。有る人言わく、菩薩の心に在るを名づけてと為し、悲の衆生に及ぶを名づけて大悲と為す、と。    〔十住毘婆沙論〕