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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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 結は梵語バンダナ、またはサンョージャナの漢訳。身心を迷いの境界に結びつけ束縛するという意で、煩悩のことをいう。
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 結は梵語バンダナ(bandhana、縛)、またはサンョージャナ(saMyojana、結)の漢訳。身心を迷いの境界に結びつけ束縛するという意で、煩悩のことをいう。
  
 
# [[うしんけん|有身見]]結   我あり、我に属するものありと[[しゅうじゃく|執著]]する誤った見解
 
# [[うしんけん|有身見]]結   我あり、我に属するものありと[[しゅうじゃく|執著]]する誤った見解

2013年2月1日 (金) 11:39時点における最新版

三結

 結は梵語バンダナ(bandhana、縛)、またはサンョージャナ(saMyojana、結)の漢訳。身心を迷いの境界に結びつけ束縛するという意で、煩悩のことをいう。

  1. 有身見結   我あり、我に属するものありと執著する誤った見解
  2. 戒禁取見結  仏教以外の戒律や禁制を解脱にいたる正しい方法であると執著する誤った見解
  3. 疑結     仏教の真理を疑うこと

の三種がある。この三結を断滅することによって、須陀恒果を得るとされる。