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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

(我見)
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<big>ātma-dṛṣṭi</big> (S)
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<big>ātma-dṛṣṭi</big>, <big>ātman-darśana</big> (S)
  
 自我にとらわれている考え方。自己に固執し自分に[[しゅうじゃく|執著]]する見解。実我があるとする誤った見解。五見の一。
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 自己は存在するとみる見解。[[くしょうがけん|倶生我見]]と[[ふんべつがけん|分別我見]]の2種に大別される。[[まなしき|末那識]](潜在的な自我執着心)とともに働く4[[ぼんのう|煩悩]]の一つ。、こす。<br>
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 [[じが|自我]]にとらわれている考え方。自己に固執し自分に[[しゅうじゃく|執著]]する見解。[[じつが|実我]]があるとする誤った見解。[[ごけん|五見]]の一。
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 我見者、謂、我執。於非我法、妄計為我、故名我見。〔『成唯識論』4,T31-22a~b〕

2018年6月7日 (木) 18:46時点における最新版

我見

ātma-dṛṣṭi, ātman-darśana (S)

 自己は存在するとみる見解。倶生我見分別我見の2種に大別される。末那識(潜在的な自我執着心)とともに働く4煩悩の一つ。、こす。
 自我にとらわれている考え方。自己に固執し自分に執著する見解。実我があるとする誤った見解。五見の一。

 我見者、謂、我執。於非我法、妄計為我、故名我見。〔『成唯識論』4,T31-22a~b〕