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=門徒=
 
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門徒というのは、一門のともがらのことを指す呼び方であり、ことに同じ門流に属して信仰を共にする人びとのことを言う。後には一寺に属する檀徒(だんと)のことを言うこともある。ことに[[じょうどしんしゅう|浄土真宗]]の檀徒を「門徒」と呼ぶことが一般的であり、他宗派の檀徒を門徒と呼ぶことは少ない。このことで、「浄土真宗」を[[もんとしゅう|門徒宗]]呼ぶこともある。
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門徒というのは、一門のともがらのことを指す呼び方であり、ことに同じ門流に属して信仰を共にする人びとのことを言う。後には一寺に属する檀徒(だんと)のことを言うこともある。ことに[[じょうどしんしゅう|浄土真宗]]の檀徒を「門徒」と呼ぶことが一般的であり、他宗派の檀徒を門徒と呼ぶことは少ない。このことで、「浄土真宗」を[[もんとしゅう|門徒宗]]と呼ぶこともある。
  
 
* [[しんらん|親鸞]]の和讃に「門徒につねにみせしめき」''高僧和讃''
 
* [[しんらん|親鸞]]の和讃に「門徒につねにみせしめき」''高僧和讃''
* [[かくにょ|覚如]](かくによ)の''報恩講式''に「恒に門徒に語りて曰く」
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* [[かくにょ|覚如]]の''報恩講式''に「恒に門徒に語りて曰く」
* [[れんにょ|蓮如]](れんによ)の''[[ごぶんしょう|御文章]]''(ごぶんしょう)に「よく信心決定したまはば,その末末の門徒までも,ことごとく今度の一大事の往生をとぐべきなり」
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* [[れんにょ|蓮如]]の''[[ごぶんしょう|御文章]]''に「よく信心決定したまはば,その末末の門徒までも,ことごとく今度の一大事の往生をとぐべきなり」

2006年5月7日 (日) 05:26時点における最新版

門徒

門徒というのは、一門のともがらのことを指す呼び方であり、ことに同じ門流に属して信仰を共にする人びとのことを言う。後には一寺に属する檀徒(だんと)のことを言うこともある。ことに浄土真宗の檀徒を「門徒」と呼ぶことが一般的であり、他宗派の檀徒を門徒と呼ぶことは少ない。このことで、「浄土真宗」を門徒宗と呼ぶこともある。

  • 親鸞の和讃に「門徒につねにみせしめき」高僧和讃
  • 覚如報恩講式に「恒に門徒に語りて曰く」
  • 蓮如御文章に「よく信心決定したまはば,その末末の門徒までも,ことごとく今度の一大事の往生をとぐべきなり」