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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

 
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asaGga असङ्ग (skt.) '''無著'''と訳すこともある
 
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[[せしん|世親]]の実兄であり、世親に大乗へ入るよう勧めた。こののち、弥勒→無着→世親とつながる[[ゆいしき|唯識]]の三大論師の一人である。
 
[[せしん|世親]]の実兄であり、世親に大乗へ入るよう勧めた。こののち、弥勒→無着→世親とつながる[[ゆいしき|唯識]]の三大論師の一人である。
  
====著書====
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===著書===
 
*[[しょうだいじょうろん|摂大乗論]]
 
*[[しょうだいじょうろん|摂大乗論]]
 
*大乗阿毘達磨論
 
*大乗阿毘達磨論

2006年12月8日 (金) 08:04時点における版

無着

asaGga असङ्ग (skt.) 無著と訳すこともある

おおよそ4世紀のインドの人。北インド、ガンダーラのプルシャワ(Peshawar)に生まれた。
最初は部派に属して修行したが、弥勒について大乗空観を学んだ、と言われている。
世親の実兄であり、世親に大乗へ入るよう勧めた。こののち、弥勒→無着→世親とつながる唯識の三大論師の一人である。

著書

  • 摂大乗論
  • 大乗阿毘達磨論
  • 顕揚聖教論
  • 順中論
  • 金剛般若経論