「しょうべん」の版間の差分
出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
(→清弁) |
|||
3行目: | 3行目: | ||
インド大乗仏教の主要な学派である[[ちゅうがんは|中観派]]の学僧。<br> | インド大乗仏教の主要な学派である[[ちゅうがんは|中観派]]の学僧。<br> | ||
− | [[りゅうじゅ|龍樹]]の[[くう|空]] | + | [[りゅうじゅ|龍樹]]の[[くう|空]]の思想を受け、独自の論証によって空の理論を展開し、いかなる主張も必ず誤りに帰することを主張するブッダパーリタ([[ぶつご|仏護]]。470頃~540頃)と対立した。 |
清弁の派をスバータントリカ派と称し、ブッダパーリタの派をプラーサンギカ派という。 | 清弁の派をスバータントリカ派と称し、ブッダパーリタの派をプラーサンギカ派という。 |
2007年1月2日 (火) 01:17時点における版
清弁
bhavya; bhaavaviveka (470?-570?)
インド大乗仏教の主要な学派である中観派の学僧。
龍樹の空の思想を受け、独自の論証によって空の理論を展開し、いかなる主張も必ず誤りに帰することを主張するブッダパーリタ(仏護。470頃~540頃)と対立した。
清弁の派をスバータントリカ派と称し、ブッダパーリタの派をプラーサンギカ派という。