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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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(質礙)
 
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 同一時に同一場所を占めえないこと。物体が特定の場所を占めて、他の物を入れないこと。一つの物が他の物をさまたげること。物質的な障りのあること。[[しき|色]]の特質。
 
 同一時に同一場所を占めえないこと。物体が特定の場所を占めて、他の物を入れないこと。一つの物が他の物をさまたげること。物質的な障りのあること。[[しき|色]]の特質。
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:「色」の別名。眼根の所取となる青黄などの「質礙」の境を言う、などと出てくる。
  
 
〔『倶舎論』、『四教儀註』、『正法眼蔵』仏性〕
 
〔『倶舎論』、『四教儀註』、『正法眼蔵』仏性〕

2016年10月24日 (月) 13:45時点における最新版

質礙

 同一時に同一場所を占めえないこと。物体が特定の場所を占めて、他の物を入れないこと。一つの物が他の物をさまたげること。物質的な障りのあること。の特質。

「色」の別名。眼根の所取となる青黄などの「質礙」の境を言う、などと出てくる。

〔『倶舎論』、『四教儀註』、『正法眼蔵』仏性〕