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定はすなはち慮りを息めてもって心を凝らす(定即息慮以凝心) 〔化巻 p.383〕 | 定はすなはち慮りを息めてもって心を凝らす(定即息慮以凝心) 〔化巻 p.383〕 |
2017年4月14日 (金) 20:31時点における最新版
定善
散善に対する語。心を一つの対象に集中し、雑念を払い心を凝らして仏・浄土などを観察する行のこと。
『玄義分』には
定はすなはち慮りを息めてもって心を凝らす(定即息慮以凝心) 〔化巻 p.383〕
とある。
十六観も参照