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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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(苦受)
 
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<big>duḥkha-vedanā</big> (S)
 
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 苦と感じる感受作用。3つの感受作用([[くじゅ|苦受]]・[[らくじゅ|楽受]]・[[ふくふらくじゅ|不苦不楽受]])、あるいは[[ごじゅ|五受]]、5つの感受作用([[らくじゅ|楽受]]・[[くじゅ|苦受]]・[[きじゅ|喜受]]・[[ゆうじゅ|憂受]]・[[しゃじゅ|捨受]])の一つ。<br>
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 苦と感じる感受作用。3つの感受作用([[くじゅ|苦受]]・[[らくじゅ|楽受]]・[[ふくふらくじゅ|不苦不楽受]])、あるいは[[ごじゅ|五受]]、5つの感受作用([[らくじゅ|楽受]]・[[くじゅ|苦受]]・[[きじゅ|喜受]]・[[うじゅ|憂受]]・[[しゃじゅ|捨受]])の一つ。<br>
 
 心にかなわない対象に対して生じ、身心を苦しめ圧迫する感受作用をいう。
 
 心にかなわない対象に対して生じ、身心を苦しめ圧迫する感受作用をいう。
  

2021年6月11日 (金) 21:27時点における最新版

苦受

duḥkha-vedanā (S)

 苦と感じる感受作用。3つの感受作用(苦受楽受不苦不楽受)、あるいは五受、5つの感受作用(楽受苦受喜受憂受捨受)の一つ。
 心にかなわない対象に対して生じ、身心を苦しめ圧迫する感受作用をいう。

 苦受云何。謂、順苦根境二、為縁所生。非適悦受受所摂。  〔『瑜伽師地論』9、T30-323a〕
 領違境相、逼迫身心、説名苦受。  〔『成唯識論』5、T31-27a〕