操作

「えじ」の版間の差分

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

 
(依止)
3行目: 3行目:
 
 古来から「依託止住(えたくしじゅう)」の意味である。たよりにし、拠り所という留まることを言う。力あり徳あるところに止住して離れざること。
 
 古来から「依託止住(えたくしじゅう)」の意味である。たよりにし、拠り所という留まることを言う。力あり徳あるところに止住して離れざること。
  
:此れ等は是れ我が子なり,是の世界に依止す     〔法華経 湧出品〕
+
:此れ等は是れ我が子なり,是の世界に依止す     〔[[ほけきょう|法華経]] [[ゆうしゅつぼん|湧出品]]〕
:もしは有り、もしは無しなど、これ諸々の見を依止す。     〔法華経 方便品〕
+
:もしは有り、もしは無しなど、これ諸々の見を依止す。     〔法華経 [[ほうべんぽん|方便品]]〕
  
 
==依止甚深==
 
==依止甚深==
 如来がさとった真如の法体は一切の処に遍満して、一切萬有が所依となることを言う。五甚深の一つ。
+
 [[にょらい|如来]]がさとった[[しんにょ|真如]]の[[ほっしょう|法体]]は一切の処に遍満して、一切萬有が所依となることを言う。[[ごじんじん|五甚深]]の一つ。

2006年5月20日 (土) 08:07時点における版

依止

 古来から「依託止住(えたくしじゅう)」の意味である。たよりにし、拠り所という留まることを言う。力あり徳あるところに止住して離れざること。

此れ等は是れ我が子なり,是の世界に依止す     〔法華経 湧出品
もしは有り、もしは無しなど、これ諸々の見を依止す。     〔法華経 方便品

依止甚深

 如来がさとった真如法体は一切の処に遍満して、一切萬有が所依となることを言う。五甚深の一つ。