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+ | 義熙八年(412)荊州に行き、さらに廬山に入る。後、建康に移り道場寺に住む。 | ||
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+ | [[しほうりょう|支法領]]が于闐(コータン)国で手に入れた『華厳経』の梵本3万6千偈があったので、義熙十三年(418)法業・慧厳などと共訳して六十巻を作る。 |
2011年2月2日 (水) 03:19時点における版
佛陀跋陀羅
bhuddhabadra (skt.) 「佛駄跋陀羅」「佛度跋陀羅」などとも音写される。「覺賢」と意訳される。
梁の時代に『華厳経』を訳した三蔵法師の名。インド、釈迦国の出身と言われ、北インドに留学して仏教を学び、深く禅に達する。海路によって中国の山東省青州に至り、長安へ行き鳩摩羅什と会う。
義熙八年(412)荊州に行き、さらに廬山に入る。後、建康に移り道場寺に住む。
支法領が于闐(コータン)国で手に入れた『華厳経』の梵本3万6千偈があったので、義熙十三年(418)法業・慧厳などと共訳して六十巻を作る。