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− | [[まがだこく|マガダ国]]の首都、[[おうしゃじょう|王舎城]]の北方のコーリタで生まれる。本名は村名と同じコーリタ(Kolita)といわれている。<br> | + | [[まがだこく|マガダ国]]の首都、[[おうしゃじょう|王舎城]]の北方のコーリタで生まれる。本名は村名と同じコーリタ(Kolita)といわれている。<br> |
− | + | 釈尊に帰依する前には[[サンジャヤ]]という懐疑論者の弟子であった。後に釈尊の弟子馬勝比丘の勧めで釈尊の弟子となる。ウッパラヴァンナー比丘尼と並んで目連尊者は釈尊の弟子の中で[[じんずう|神通]]第一といわれた。そこで彼はマハーマウドゥガリヤーヤナ(Mahāmaudgalyāyana、大目犍連、摩訶目犍連)と呼ばれている。 | |
*ことに、[[うらぼんえ|孟蘭盆会]]が起こった物語に出てきて有名である。 | *ことに、[[うらぼんえ|孟蘭盆会]]が起こった物語に出てきて有名である。 |
2017年5月9日 (火) 09:24時点における版
目連
サンスクリット語 Maudgalyāyanaの音写。目犍連とも音写される。
釈尊の十大弟子の1人。
マガダ国の首都、王舎城の北方のコーリタで生まれる。本名は村名と同じコーリタ(Kolita)といわれている。
釈尊に帰依する前にはサンジャヤという懐疑論者の弟子であった。後に釈尊の弟子馬勝比丘の勧めで釈尊の弟子となる。ウッパラヴァンナー比丘尼と並んで目連尊者は釈尊の弟子の中で神通第一といわれた。そこで彼はマハーマウドゥガリヤーヤナ(Mahāmaudgalyāyana、大目犍連、摩訶目犍連)と呼ばれている。
- ことに、孟蘭盆会が起こった物語に出てきて有名である。