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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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(必定聚)
 
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niyata, niyaama (skt.)
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<big>niyata</big>, <big>niyāma</big> (A)
  
 必定とは必ず仏となることに定まった位のことで、不退の位をさす。[[さんじょうじゅ|三定聚]]の一で、邪定聚、不定聚に対する正定聚のこと。
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 必定とは必ず仏となることに定まった位のことで、[[ふたい|不退]]の位をさす。[[さんじょうじゅ|三定聚]]の一で、邪定聚、不定聚に対する正定聚のこと。
  
 
 なお『[[じゅうじゅうびばしゃろん|十住毘婆沙論]]』では「必定菩薩」について説くが、これは必定聚の[[ぼさつ|菩薩]]、すなわち不退の位に入った菩薩のこと。
 
 なお『[[じゅうじゅうびばしゃろん|十住毘婆沙論]]』では「必定菩薩」について説くが、これは必定聚の[[ぼさつ|菩薩]]、すなわち不退の位に入った菩薩のこと。

2017年6月28日 (水) 02:58時点における最新版

必定聚

niyata, niyāma (A)

 必定とは必ず仏となることに定まった位のことで、不退の位をさす。三定聚の一で、邪定聚、不定聚に対する正定聚のこと。

 なお『十住毘婆沙論』では「必定菩薩」について説くが、これは必定聚の菩薩、すなわち不退の位に入った菩薩のこと。