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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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(計度分別)
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   諸業には唯だ行性あることを了知すること能わずして、妄りに我を'''計度'''して作者と為す。
 
   諸業には唯だ行性あることを了知すること能わずして、妄りに我を'''計度'''して作者と為す。
  
==計度分別<けたくふんべつ>==
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==計度分別<small><けたくふんべつ></small>==
 
<big>abhinirūpaṇā-vikalpa</big> (S)
 
<big>abhinirūpaṇā-vikalpa</big> (S)
  
 言葉や概念を用いて思考すること。3種の分別(自性分別・計度分別・随念分別)の一つで、自性分別が現在一刹那の事柄を、随念分別が過去の事柄を思考するのに対して、計度分別は過去・現在・未来にわたる事柄を思考する。推度分別ともいう。
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 言葉や概念を用いて思考すること。3種の分別([[じしょうふんべつ|自性分別]]・'''計度分別'''・[[ずいねんふんべつ|随念分別]])の一つで、自性分別が現在一刹那の事柄を、随念分別が過去の事柄を思考するのに対して、計度分別は過去・現在・未来にわたる事柄を思考する。[[すいたく|推度]]分別ともいう。

2019年2月28日 (木) 22:05時点における版

計度

parikalpa: vikalpa (S)

 考える、分別すること。

 諸業には唯だ行性あることを了知すること能わずして、妄りに我を計度して作者と為す。

計度分別<けたくふんべつ>

abhinirūpaṇā-vikalpa (S)

 言葉や概念を用いて思考すること。3種の分別(自性分別計度分別随念分別)の一つで、自性分別が現在一刹那の事柄を、随念分別が過去の事柄を思考するのに対して、計度分別は過去・現在・未来にわたる事柄を思考する。推度分別ともいう。