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2019年7月31日 (水) 09:49時点における版
悲
慈悲の悲ではあるが、「慈(mettā)」は初期から経典に頻出するにもかかわらず、「悲」は後期にならないと出てこない。この点を注目する必要がある。
karuṇā
慈悲の悲、あわれみ。同情。あわれむ。〔倶舎論vol.29 〕
- karuṇa (adj.) tender; pathetic; pitiable.
(m) pity; compassion; pathetic sentiment, grief, sorrow.
- karuṇā (f) compassion, pity, tenderness.