bodhisattva-yāna (S)
大乗仏教徒は、それ以前の比丘や沙門の立場を声聞乗・縁覚乗、あるいは合わせて二乗と称し、これに対する自分たちの立場を菩薩乗とよんだ。その特徴は、多くの人びとを救うことを主眼とする利他行にある。多くの人びとを仏にならせようとするのであるから仏乗ともいう。